Team:KIT-Kyoto/homeJ

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Revision as of 03:35, 29 September 2011

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Mr.D -who will cure leukemia-

白血病は根本的な治療法が未だに発見されていない重病である。「不治」という恐怖に加え、いつどれほどの痛みや苦しみが待ち受けているのか「予測ができない」という恐怖とも闘い続けなければならない。

そこで我々はキイロショウジョウバエの白血病疾患モデルを用いて、病状の可視化が可能となる簡易検査キットを提案する。これはキイロショウジョウバエの表現型と人体に表れる病状を対応させることにより実現が予想される。これにより、今までは計り知ることのできなかった恐怖や苦しみを定量化することができ、白血病をむやみに恐れず向き合うことができるのではなかろうか。

私たちKIT-Kyotoは、ショウジョウバエの白血病疾患モデルの作製に挑みます。ショウジョウバエは、ヒトと約60%遺伝子が同じであるので、多くの遺伝性の疾患モデルとして利用されています。

今回、私たちは発症メカニズムがあまり解明されておらず、治療法が確立されていない白血病に注目し、白血病疾患モデルショウジョウバエを作製することを決めました。ショウジョウバエに白血病の遺伝子を導入し、さらに、白血病原因タンパク質にGFP蛍光タンパク質を融合し、大腸菌およびショウジョウバエ生体内での発現をモニター可能にします。私たちは白血病のモデルショウジョウバエ系統を樹立すれば、将来、発症メカニズムの解明や治療法確立の一歩になると期待しています。

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