Team:KIT-Kyoto/Human PracticeJ

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:今日、国際的に理科離れが進んでおり、どのようにScience Communicationを図るのかが問題となっています。日本でもその傾向が見られ、特に合成生物学の主幹技術である遺伝子組み換え技術においては、「何か怖いものだ」という認識が根強くおります。遺伝子組み換えとはどういったことなのかが正しく理解されていないまま、遺伝子組み換え食品などは市場から実質的に排除されてしまっているのが現状です。今後、合成しえ物学が発達していくに伴い、国際的にこうした問題がより広がっていくと考えられます。
:今日、国際的に理科離れが進んでおり、どのようにScience Communicationを図るのかが問題となっています。日本でもその傾向が見られ、特に合成生物学の主幹技術である遺伝子組み換え技術においては、「何か怖いものだ」という認識が根強くおります。遺伝子組み換えとはどういったことなのかが正しく理解されていないまま、遺伝子組み換え食品などは市場から実質的に排除されてしまっているのが現状です。今後、合成しえ物学が発達していくに伴い、国際的にこうした問題がより広がっていくと考えられます。
:そこで、私たちは、遺伝子組み換えとはどのようなものなのか、日本の、そして世界の多くの人に知ってもらうために、Human Practiceにおいて次のような活動に取り組みました。
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:元々は、マサチューセッツ工科大学の生物工学実習講義だったiGEMのように、私たちの授業も世界規模へと発展し、日本から世界へ合成生物学を発信できることを期待しています。
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== アンケートの実施 ==
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:私たちKIT-Kyotoは、大阪大学とともに、合成生物学が持つ生命倫理や安全性の問題について日本人がどのような考えやイメージを持っているかを調査するために、高校生から一般市民を対象にアンケート調査を行いました。
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:今年から「科学と芸術の出会いⅠ」という講義において去年のプロジェクトである''E.coli''  penを用いたバイオアートが導入されました。
 
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:生物専攻の学生だけでなく、化学や情報、機械、芸術の学生も受講することが可能です。
 
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:受講した学生は講義でE.coli penのインクが発光する仕組みを学び、大腸菌インクを使ってプレートに自由に絵を書き、絵のコンセプトについてプレゼンテーションを行いました。
 
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:この講義は、様々な学生に合成生物学を広め、遺伝子組み換えをより身近に感じてもらう手だてとなりました。
 
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:元々は、マサチューセッツ工科大学の生物工学実習講義だったiGEMのように、私たちの授業も世界規模へと発展し、日本から世界へ合成生物学を発信できることを期待しています。
 
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Revision as of 07:42, 4 October 2011



Home Team Project Parts Notebook Safety Human Practice Attributions


Home > Human Practice Language:English/Japanese

はじめに

今日、国際的に理科離れが進んでおり、どのようにScience Communicationを図るのかが問題となっています。日本でもその傾向が見られ、特に合成生物学の主幹技術である遺伝子組み換え技術においては、「何か怖いものだ」という認識が根強くおります。遺伝子組み換えとはどういったことなのかが正しく理解されていないまま、遺伝子組み換え食品などは市場から実質的に排除されてしまっているのが現状です。今後、合成しえ物学が発達していくに伴い、国際的にこうした問題がより広がっていくと考えられます。
そこで、私たちは、遺伝子組み換えとはどのようなものなのか、日本の、そして世界の多くの人に知ってもらうために、Human Practiceにおいて次のような活動に取り組みました。

BioArt講義の導入

2011/09/27~2011/09/29

今年から「科学と芸術の出会いⅠ」という講義において去年のプロジェクトであるE.coli penを用いたバイオアートが導入されました。
生物専攻の学生だけでなく、化学や情報、機械、芸術の学生も受講することが可能です。
受講した学生は講義でE.coli penのインクが発光する仕組みを学び、大腸菌インクを使ってプレートに自由に絵を書き、絵のコンセプトについてプレゼンテーションを行いました。
この講義は、様々な学生に合成生物学を広め、遺伝子組み換えをより身近に感じてもらう手だてとなりました。
元々は、マサチューセッツ工科大学の生物工学実習講義だったiGEMのように、私たちの授業も世界規模へと発展し、日本から世界へ合成生物学を発信できることを期待しています。


山口先生.jpg 平藪さん.jpg 委員長.jpg スライド.jpg
ばいおあーと金閣寺.jpg 花火.jpg ドラえもん.jpg 京都.jpg


高校生向けの説明会

オープンキャンパス(2011/08/10)

高校生ならびにその保護者を対象にiGEMや、私たちの活動の紹介を行いました。高校生やその保護者が対象であるので、専門用語を避け、できるだけ簡単な言葉でわかりやすい説明となるように心がけました。また、遺伝子組み換え実験のモデル生物であるショウジョウバエの生体、組み換え系統の展示を行いました。去年のプロジェクトE.coli penのインクが光る様子も展示し、「なにか得体の知れないもの」という認識が強い遺伝子組み換え技術に関して正しく理解でき、さらに親しみを覚えることができる展示となるようにしました。
おーぷん1.png おーぷん8.png 人とぽ.jpg おーぷん3.png
Poster
おーーーーぷんポスター.png おっぷんポスター'.png


アンケートの実施

私たちKIT-Kyotoは、大阪大学とともに、合成生物学が持つ生命倫理や安全性の問題について日本人がどのような考えやイメージを持っているか、また、今回私たちが研究材料として用いたショウジョウバエ、白血病についてのイメージを調査するために、高校生から一般市民を対象にアンケート調査を行いました。調査した層については、学生では生物専攻の学生だけでなく、化学や情報、機械、芸術の人にも調査し、調査対象が偏らないようにしています。また、上記の高校生対象の説明会などでもアンケートにご協力いただきました。さらに、Web上の回答ファームからも回答できるようにし、多様な意見を集められるようにしました。


遺伝子組み換え/疾患についてのアンケート

1. 普段買い物をする時、表示があれば「遺伝子組み換えでない」食品を買いますか?
[ 必ず買う / どちらかといえば買う / そこまで気にしない / 全く気にしない / そのような表示は知らない ]
2. 「合成生物学」という言葉を今までに聞いたことがありますか?
[ はい / いいえ ]
3. 遺伝子組み換え技術/バイオテクノロジーで連想することは何ですか? (※あてはまるものすべてに丸をつけてください。)
[ クローン / 組み換え作物(食品) / 特許 / DNA / ゲノム / 医薬品 / 化粧品 / 生命倫理 / ウイルス / 人工生命 / ノーベル賞 / 環境 / 生物兵器 / iPS細胞 / ES細胞 / バイオ燃料 / バイオハザード / アンブレラ社 / その他( ) ]
4. ハエのイメージを教えてください。 (※あてはまるものすべてに丸をつけてください。)
[ 汚い / 清潔 / 害虫 / 益虫 / 病気の原因 / 病気の研究に使われる / 羽音が不快 / よく見かける / その他( ) ]
5. この中で難病と思うものはどれですか? (※あてはまるものを5つ選んでください。)
[ 結膜炎 / 風邪 / 中耳炎 / 白血病 / 花粉症 / 虫歯 / 口内炎 / 肺炎 / 骨粗鬆症 / 骨髄炎 / 脳卒中 / パーキンソン病 / 椎間板ヘルニア / 動脈硬化 / 筋ジストロフィー / 脳炎 / インフルエンザ / ぜんそく / 肺結核 / 心不全 / 高脂血症 / 糖尿病 / ビタミン欠乏症 / 貧血 / 血友病 / がん / リンパ節炎 / その他( ) ]
6. 白血病という病気を知っていますか?
[ はい / 聞いたことはある / いいえ ]
7. 白血病のイメージを教えてください。 (※あてはまるものすべてに丸をつけてください。)
[ よくわからない / 怖い / 患者が少ない / 治らない / 治療可能 / 伝染する / 血液が白い / 生まれつき / 被爆 / 骨髄バンク / 面会が難しい / がん / 自覚症状がない / 普通の生活ができない / 抗がん剤 / その他( ) ]
8. 骨髄バンクに登録しようと思いますか?
[ はい / いいえ ]
9. 放射能のイメージを教えてください。(※あてはまるものすべてに丸をつけてください。)
[ 怖い / 癌 / 原子力発電所 / 便利なもの / 科学の英知 / 不要なもの / 負の遺産 / よくわからない ]

結果


考察



他のiGEM Teamへの協力

私たちはiGEM京都チームに以下のパーツを提供しました。
BBa_E0240 GFP generator
BBa_I20260 Measurement Kit Test of J23101
BBa_K325909 Lux Operon (under pBAD)


私たちKIT-Kyotoは、大阪大学とともに、合成生物学が持つ生命倫理や安全性の問題について日本人がどのような考えやイメージを持っているかを調査するために、高校生から一般市民を対象にアンケート調査を行いました。