Team:Waseda-Japan/Project
From 2011.igem.org
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Overall project(Japanese)
自然界で生物は環境の変化という入力に対し,生存に有利な応答を示す。環境の変化のひとつに光がある。2011年の早稲田チームは,光入力に注目した。特に光の強度と波長の変化に焦点をおいた。そして,異なる光の入力に対し,応答としてそれぞれ異なるパターンの形成を目的とする。 このプロジェクトを展開するために,我々は緑色光受容体と赤色受容体の2つの光受容体を用いる。各々の受容体は光の強度の違いによって3段階の出力を得る。この仕組みはポジティブフィードバックとANDゲートを基本としている。これらを組み合わせることで,最終的に光入力に対して,9パターンの応答を示すようになる。応答は異なる色素の産生を考えている。他には匂い物質の産生も案の一つである。 連続的な波長をもつ(アナログ)光の入力をデジタル化することや入力の数に対応して応答のパターンの数が増減する,つまりは拡張性を持たせることも最終的には視野に入れる予定である。 応用として,光強度の組み合わせによりアルファベットを描くことや時間での太陽光の入力の変化によって日時計の作成が挙げられる。その他にも,大腸菌を人の生活に身近で楽しめるものにする応用がある。