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Revision as of 01:44, 26 September 2011
8月8日(月)
松浪、横井川
【目的】
cDNA
vectorを鋳型としたcDNAの増殖
【実験操作】
(1)PCR反応液の調製
*DIAP2
10 µM Primer F | 0.4 µl |
10 µM Primer R | 0.4 µl |
鋳型 DNA | 1 µl |
10 x Ex Taq Buffer | 2 µl |
dNTPs(2.0 µM) | 2 µl |
ddH2O | 14.1 µl |
Takara Ex Taq | 0.1 µl |
| 全量 20 µl |
| | |
Start | 94°C、2分 |
Cycle x 30 | 94°C、15秒(熱変性) |
56.9°C、30秒(アニーリング) |
72°C、100秒(伸長) |
End | 4°Cで保持 |
|
*API2-MALT1
10 µM Primer F | 0.4 µl |
10 µM Primer R | 0.4 µl |
鋳型 DNA | 1 µl |
10 x Ex Taq Buffer | 2 µl |
dNTPs(2.0 µM) | 2 µl |
ddH2O | 14.1 µl |
Takara Ex Taq | 0.1 µl |
| 全量 20 µl |
| | |
Start | 94°C、2分 |
Cycle x 30 | 94°C、15秒(熱変性) |
51.5°C、30秒(アニーリング) |
72°C、3分20秒(伸長) |
End | 4°Cで保持 |
|
上記の分量を混合した。
*<プライマーの塩基配列>
・DIAP2
F primer:GCTTCTCGAGACGGAGCTGGGCATGGAGCT
Tm値 69゜C
R primer:GCCGTCTAGATCACGAAAGGAACGTGCGCA
Tm値 66.4゜C
増幅サイズ 約1514 bp
・API2-MALT1
F primer:GCCGCTCGAGAACATAGTAGAAAACAGCAT
Tm値 57.8゜C
R primer:GCCGGCTAGCTCATTTTTCAGAAATTCTGA
Tm値 56.5゜C
増幅サイズ 約3131 bp
8月9日(火)
松浪、横井川
【目的】
PCR産物の確認
【実験操作】
PCR反応液 2 µl
milliQ 8 µl
6 x loading dye 2 µl
上記の溶液を混合し、この溶液を1%アガロースゲルで100 V、30分の条件で電気泳動した。
泳動後、EtBr染色を行い、写真を撮った。
【目的】
pUAST溶液の形質転換
【実験操作】
pUAST 1 µLとコンピテントセルを混合した。
↓これを氷上で15分間放置した。
↓43℃で30秒間温め、氷上で10分間放置した。
これをLBプレートに塗り37℃でincubateした。
8月10日(水)
松浪
【目的】
cDNA
vectorを鋳型としたcDNAの増殖
【実験操作】
8月8日と同様である。
【目的】
大腸菌の培養
【実験操作】
ガスバーナーで加熱滅菌したつまようじでLB(amp+)プレートから生えてきた大腸菌のコロニーをついた。
↓ついた先端を2個のLB培地(amp+)2mLに攪拌した。
pUASTとコンピテントセルの混合物を10 µL、100
µLをそれぞれまいた。
8月11日(木)
松浪
【目的】
pUAST flag
vectorの大量精製
【実験操作】
培養液1.5 mLを、15000rpm、5分、4℃の条件で遠心した。この間にglucose
solution、5M K-acetate pH 4.8を氷上で冷やした。
↓5分後、上清を廃棄しglucose solution 100
µL加えて攪拌した。
↓沈殿物を溶解した後、0.2N NaOH 1% SDS 200
µLを加えてよく混ぜ、氷上に5分間放置した。
↓5分後、5M K-acetate pH 4.8 150
µLを加えてよく混ぜ、氷上に5分間放置した。
↓5分後、15000rpm、10分、4℃の条件で遠心した。
↓上清を新しいチューブに移し、isopropanolを等量入れ攪拌し3分間静置した。
↓3分後、15000rpm、10分、25℃の条件で遠心した。
↓遠心後、上清を廃棄し70%
EtOH 200
µLを加えて軽く攪拌し3分間静置した。その後、15000rpm、10分、25℃の条件で再び遠心した。
遠心後、上清を廃棄し乾燥させてRnase in
TE 20
µLを加えた。
【目的】
PCR産物の確認
【実験操作】
PCR反応液
2 µL
milliQ
8 µL
6 x loading dye 2
µL
上記の溶液を混合し、この溶液を1%アガロースゲルで100
V、30分の条件で電気泳動した。
泳動後、EtBr染色を行い、写真を撮った。
8月12日(金)
松浪、横井川
【目的】
pUAST
flag
vectorの大量精製
【実験操作】
培養した大腸菌をオートクレーブした遠心管で4000G、10分、25℃の条件で遠心し、遠心後上清を捨てた。
↓R3
with RNase A4 を4 mL加えて、攪拌し完全に溶解させた。
↓L7を4
mLを加え丁寧に混合し5分間室温で静置した。
↓5分後、N3を4
mL加えてすぐに混ぜた。これを12000G、10分、25℃の条件で遠心し、遠心後上清を捨てた。
↓事前にEQ1 10
mLを加えて平衡化していたカラムに上清をLoadし、上清が流れ落ちるのを待った。このとき、一部をチューブに保存した。
↓Wash Buffer (W8)
10 mLを加えて洗浄した。これを2回行った。
↓Elution buffer (E4)を5 mL加えてDNAを溶出させた。追加で、E4 2
mLをLoadし、別のチューブに保存した。
↓isopropanol 3.5
mLを加えて混合し、これを15000G、40分、4℃の条件で遠心し、遠心後上清を捨てた。
↓70% EtOH
3mLを加えて再懸濁し、15000G、5分、4℃の条件で再び遠心し、遠心後上清を捨てた。
Air-dryで乾燥させ200
µLでのTEに溶かした。
次にこの溶液のDNA濃度測定を行った。
milliQ 100
µLおよび、精製したDNA溶液を100倍希釈した溶液を準備した。
↓milliQ 100
µLでゼロ補正を行い、サンプル1、5の吸光度を測定した。結果を以下に示す(表1)。
表1、サンプル1、5の吸光度の値
サンプル1
0.189 |
0.208 |
0.192 |
0.190 |
0.191 |
平均は0.194であった。
これより、サンプル1のDNA濃度は0.970
µg/µLであった。
サンプル5
0.282 |
0.276 |
0.278 |
0.269 |
0.269 |
平均は0.275でった。
これより、サンプル5のDNA濃度は1.37
µg/µLであった。
【目的】
PCR産物の確認
【実験操作】
PCR反応液
2 µL
milliQ
8 µL
6 x loading dye 2
µL
上記の溶液を混合し、この溶液を1%アガロースゲルで100
V、30分の条件で電気泳動した。
泳動後、EtBr染色を行い、写真を撮った。
8月15日(月)
松浪、横井川
【目的】
cDNA
vectorを鋳型としたcDNAの増殖とPCR産物の確認
【実験操作】
8月8日と同じであるが、Annealing について以下のように変更した。
DIAP2
56.9℃
API2-MALT1
53℃
【目的】
PCR産物の確認
【実験操作】
PCR反応液
2 µL
milliQ
8 µL
6 x loading dye 2
µL
上記の溶液を混合し、この溶液を1%アガロースゲルで100
V、30分の条件で電気泳動した。
泳動後、EtBr染色を行い、写真を撮った。
8月16日(火)
松浪
【目的】
cDNA
vectorを鋳型としたcDNAの増殖とPCR産物の確認
【実験操作】
8月8日と同じであるが、Annealing について以下のように変更した。
DIAP2
58.9℃
API2-MALT1
53℃
【目的】
PCR産物の確認
【実験操作】
PCR反応液
2 µL
milliQ
8 µL
6 x loading dye 2
µL
上記の溶液を混合し、この溶液を1%アガロースゲルで100
V、30分の条件で電気泳動した。
泳動後、EtBr染色を行い、写真を撮った。
8月17日(水)
松浪、横井川
【目的】
cDNA
vectorを鋳型としたcDNAの増殖とPCR産物の確認
【実験操作】
8月8日と同じであるが、Annealing について以下のように変更した。
DIAP2
50.5℃
API2-MALT1
53.5℃
【目的】
PCR産物の確認
【実験操作】
PCR反応液
2 µL
milliQ
8 µL
6 x loading dye 2
µL
上記の溶液を混合し、この溶液を1%アガロースゲルで100
V、30分の条件で電気泳動した。
泳動後、EtBr染色を行い、写真を撮った。
8/23(火)
松浪
【目的】
cDNA
vectorを鋳型としたcDNAの増殖
【実験操作】
(1)PCR反応液の調製
<1本分あたり>
KOD+ polymelase 1
µL
10 x
Buffer
2 µL
dNTP(2.0
µM) 5
µL
F primer(10
µM)
1.5 µL
R primer(10
µM)
1.5
µL
Templet
DNA
1 µL
milliQ 33
µL
上記の分量を混合した。
(2)PCR反応条件
<1>×1 Pre-denature 94
℃ 2 min
<2>×35 Denature 94 ℃
15
sec
・DIAP2
Annealing 50.5 ℃ 30
sec
Extension 68
℃ 1 min 40
sec
・API2-MALT1
Annealing ℃
30
sec
Extension 68
℃ 3
min
<3>
72℃ 10 min
<4> 4℃
∞
上記の条件でPCRを行った。
【目的】
PCR産物の確認
【実験操作】
PCR反応液
2 µL
milliQ
8 µL
6 x loading dye 2
µL
上記の溶液を混合し、この溶液を1%アガロースゲルで100
V、30分の条件で電気泳動した。
泳動後、EtBr染色を行い、写真を撮った。
8月24日(水)
松浪
【目的】
cDNA
vectorを鋳型としたcDNAの増殖
【実験操作】
(1)PCR反応液の調製
<1本分あたり>
Takara Ex Taq 0.1
µL
10 x Ex Taq
Buffer
2 µL
dNTP(2.0
µM)
2 µL
F
primer
0.4 µL
R
primer
0.4
µL
Templet
DNA
1 µL
milliQ 14.1
µL
上記の分量を混合した。
ただし、10倍希釈、100倍希釈したAPI2-MALT1のTemplet DNAを用いた。
(2)PCR反応条件
<1>×1 Pre-denature 94 ℃ 2
min
<2>×37 Denature 94 ℃
15
sec
Annealing
51.5 ℃ 30
sec
Extension 72
℃ 3 min 20
sec
上記の条件でPCRを行った。
【目的】
PCR産物の確認
【実験操作】
PCR反応液
2 µL
milliQ
8 µL
6 x loading dye 2
µL
上記の溶液を混合し、この溶液を1%アガロースゲルで100
V、30分の条件で電気泳動した。
泳動後、EtBr染色を行い、写真を撮った。
8月25日(木)
松浪
【目的】
cDNA
vectorを鋳型としたcDNAの増殖
【実験操作】
・API2-MALT1
(1)PCR反応液の調製
<1本分あたり>
Takara Ex Taq 0.1
µL
10 x Ex Taq
Buffer
2 µL
dNTP(2.0
µM)
2 µL
F
primer
0.4 µL
R
primer
0.4
µL
Templet
DNA
1 µL
milliQ 14.1
µL
上記の分量を混合した。
(2)PCR反応条件
<1>×1 Pre-denature
94 ℃ 2 min
<2>×37 Denature 94 ℃
15
sec
Annealing
51.5 ℃ 30
sec
Extension 72
℃ 3 min 20
sec
・DIAP2
(1)PCR反応液の調製()
<1本分あたり>
KOD+ polymelase 1
µL
10 x
Buffer
2 µL
dNTP(2.0
µM) 5
µL
F primer(10
µM)
1.5 µL
R primer(10
µM)
1.5
µL
Templet
DNA
1 µL
milliQ 33
µL
上記の分量を混合した。
(2)PCR反応条件
<1>×1 Pre-denature 94
℃ 2 min
<2>×35 Denature 94 ℃
15
sec
Annealing 50.5 ℃ 30
sec
Extension 68
℃ 1 min 40
sec
<3>
4℃
∞
上記の条件でPCRを行った。
【目的】
PCR産物の確認
【実験操作】
PCR反応液
2 µL
milliQ
8 µL
6 x loading dye 2
µL
上記の溶液を混合し、この溶液を1%アガロースゲルで100
V、30分の条件で電気泳動した。
泳動後、EtBr染色を行い、写真を撮った。
9月12日(月)
松浪、横井川
【目的】
cDNA
vectorを鋳型としたcDNAの増殖
【実験操作】
(1)PCR反応液の調製
<1本分あたり>
KOD+ polymelase
1
µL 10 x
Buffer
2 µL
dNTP(2.0
µM) 5 µL F
primer(10
µM)
1.5 µL
R primer(10
µM)
1.5
µL
Templet
DNA
1 µL
milliQ 33
µL
上記の分量を混合した。
*<プライマーの塩基配列>
・DIAP2
F
primer :
Tm値
GCTTCTCGATTGACGGAGCTGGGCATGGAGCT 62 ℃
R primer
:
GCCGTCTAGATCACGAAAGGAACGTGCGCA
66.4 ℃
増幅サイズ 約1514
bp
(2)PCR反応条件
<1>×1 Pre-denature 94
℃ 2 min
<2>×35 Denature 94 ℃
15
sec
Annealing 50.5 ℃ 30
sec
Extension 68
℃ 1 min 40
sec
<3>
4℃
∞
上記の条件でPCRを行った。
9月13日(火)
松浪、横井川
【目的】
PCR産物の確認
【実験操作】
PCR反応液
2 µL
milliQ
8 µL
6 x loading dye 2
µL
上記の溶液を混合し、この溶液を1%アガロースゲルで100
V、30分の条件で電気泳動した。
泳動後、EtBr染色を行い、写真を撮った。
9月14日(水)
松浪、横井川
【目的】
cDNA
vectorを鋳型としたcDNAの増殖
【実験操作】
(1)PCR反応液の調製
<1本分あたり>
Takara Ex Taq 0.1
µL
10 x Ex Taq
Buffer
2 µL
dNTP(2.0
µM)
2 µL
F
primer
0.4 µL
R
primer
0.4
µL
Templet
DNA
1 µL
milliQ 14.1
µL
上記の分量を混合した。
*<プライマーの塩基配列>
・API2-MALT1
F
primer :
Tm値
GCCGCTCGAGAACATAGTAGAAAACAGCAT
57.8
℃
R
primer
GCCGGCTAGCTCATTTTTCAGAAATTCTGA
56.5
℃
増幅サイズ 約3131 bp
(2)PCR反応条件
<1>×1 Pre-denature 94 ℃ 2
min
<2>×37 Denature 94 ℃
15
sec
Annealing
51.5 ℃ 30
sec
Extension 72
℃ 3 min 20
sec
上記の条件でPCRを行った。
【目的】
PCR産物の確認
【実験操作】
PCR反応液
2 µL
milliQ
8 µL
6 x loading dye 2
µL
上記の溶液を混合し、この溶液を1%アガロースゲルで100
V、30分の条件で電気泳動した。
泳動後、EtBr染色を行い、写真を撮った。
9月15日(木)
松浪、横井川
【目的】
cDNA
vectorを鋳型としたcDNAの増殖
【実験操作】
(1)PCR反応液の調製
<1本分あたり>
KOD+ polymelase
1
µL 10 x
Buffer
2 µL
dNTP(2.0
µM) 5 µL F
primer(10
µM)
1.5 µL
R primer(10
µM)
1.5
µL
Templet
DNA
1 µL
milliQ 33
µL
上記の分量を混合した。
*<プライマーの塩基配列>
・DIAP2
F
primer :
Tm値
GCTTCTCGATTGACGGAGCTGGGCATGGAGCT 62 ℃
R primer
:
GCCGTCTAGATCACGAAAGGAACGTGCGCA
66.4 ℃
増幅サイズ 約1514
bp
(2)PCR反応条件
<1>×1 Pre-denature 94
℃ 2 min
<2>×35 Denature 94 ℃
15
sec
Annealing 50.5 ℃ 30
sec
Extension 68
℃ 1 min 40
sec
<3>
4℃
∞
上記の条件でPCRを行った。
【目的】
PCR産物の確認
【実験操作】
PCR反応液
2 µL
milliQ
8 µL
6 x loading dye 2
µL
上記の溶液を混合し、この溶液を1%アガロースゲルで100
V、30分の条件で電気泳動した。
泳動後、EtBr染色を行い、写真を撮った。
【目的】
PCR産物の制限酵素処理
【実験操作】
(1)PCR産物の精製(フェノールクロロホルム処理・エタノール沈殿)
PCR産物を400
µLまでmilliQで薄め、フェノールクロロホルムを400 µL加えて攪拌した。
↓10000 rpm、3
min、4℃で遠心後、水層のみを新しいチューブに移した。
↓クロロホルムを等量加えて攪拌した。
↓10000 rpm、3
min、4℃で遠心後、水層のみを新しいチューブに移した。
↓3 M 酢酸ナトリウム(pH
5.27)を1/10量加え、イソプロパノールを等量加え、3 min静置した。
↓14000 rpm、10
min、4℃で遠心後、上清を捨て70%エタノールを200 µL加えた。
↓15000 rpm、5
min、4℃で遠心後、上清を捨て乾燥させた。
↓乾燥後、milliQ44 µLを加えて攪拌した。
この溶液にXhoIを1 µL、10×H
Bufferを5 µLを加え、37℃で20時間静置した。
9月16日(金)
松浪、横井川
【目的】
PCR産物の制限酵素処理
【実験操作】
(1)PCR産物の精製(フェノールクロロホルム処理・エタノール沈殿)
PCR産物を400
µLまでmilliQで薄め、フェノールクロロホルムを400 µL加えて攪拌した。
↓10000 rpm、3
min、4℃で遠心後、水層のみを新しいチューブに移した。
↓クロロホルムを等量加えて攪拌した。
↓10000 rpm、3
min、4℃で遠心後、水層のみを新しいチューブに移した。
↓3 M 酢酸ナトリウム(pH
5.27)を1/10量加え、イソプロパノールを等量加え、3 min静置した。
↓14000 rpm、10
min、4℃で遠心後、上清を捨て70%エタノールを200 µL加えた。
↓15000 rpm、5
min、4℃で遠心後、上清を捨て乾燥させた。
乾燥後、TE44 µLを加えて攪拌し-20℃で保存した。
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